夏になると、海水浴や磯遊び、シュノーケリングなどで海へ行く人も一気に増えてきます。
青い海、照りつける太陽、開放感。やっぱり海は最高です。
……ただ、その海には普通に危険生物もいます。
海の危険生物というと、映画の影響もあって「サメ」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
ですが実際に海水浴場で遭遇しやすいのは、もっと身近な刺される系や踏む系の生き物たちです。
しかも厄介なのが、見た目は地味だったり、小さかったり、子どもがうっかり触ってしまいそうな生き物も多いこと。
知らずに踏んで激痛。綺麗だから触ってみたら毒持ち。そんな事故は毎年のように発生しています。
本記事では、海上保安庁で注意喚起されている危険生物を中心に、日本の海で注意したい要注意なやつたちをまとめました。
海水浴シーズンを安全に楽しむためにも、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事でわかることは以下の通りやで~!
・日本の海で実際に注意したい危険生物
・危険生物の簡単な特徴
・刺される・踏むとどうなるのか
・海を安全に楽しむための簡単な対策
それではどうぞ!
海水浴前に知っておきたい危険生物ランキング
第5位 ガンガゼ

磯遊びで地味に危険なのが、この「ガンガゼ」。
見た目はただの黒いウニっぽいやつなんですが、こいつのトゲ、長い。かなり長い。
しかも細くて鋭いので、岩場を歩いていて「イテッ!」となる事故が毎年のようにあります。
ガンガゼのトゲは非常に折れやすく、刺さると体内で折れて残りやすいとのこと。さらに毒腺もあり、長時間痛みが続くことがあります。
厄介なのが、見えてるのに避けにくいこと。
岩陰に潜んでいて、長いトゲだけがニュッと出ていることも多く、海の中では意外と気づきません。
しかも、ちょっとした磯場なら普通にいます。
そして一番嫌なのが、刺さったあと。
トゲはポキポキ折れる。しかも細い。
「まあそのうち抜けるやろ」と思っていると、炎症を起こしたり化膿したりすることもあります。
海でテンション上がって裸足で岩場へ突撃した結果、帰り道ずっと足を引きずる。
ガンガゼは、そういうタイプの危険生物です。
磯遊びをするなら、マリンシューズはかなり大事。
第4位 アカエイ

海水浴で意外と危険なのが、この「アカエイ」。
水族館だとわりと優雅に泳いでいて、「なんか平べったい魚やな」くらいのイメージかもしれません。
でも海では普通に危険生物です。
特に厄介なのが、砂に隠れること。
環境省の資料によると、アカエイは浅瀬の砂地に潜んでいることがあり、気づかず踏んでしまう事故が多いとのこと。しかも尾にはノコギリ状の大きな毒針があります。
さらにこの毒針、かなり硬い。
長靴やフィンを貫通することもあるらしく、「サンダル履いてるから安心やろ」は普通に危険。
刺されると、あとからジワジワではなく、わりと速攻で激痛が来ます。
しかもアカエイ、見えません。ほんまに砂と同化してる。
特に5〜6月頃は浅瀬に集まりやすいとも言われているため、海水浴シーズンともタイミングが被りやすい。
対策としては、足を擦るように歩くエイシャッフルが有効。
砂浜をズリズリ歩くだけでも、エイが逃げやすくなると言われています。
第3位 ハブクラゲ
沖縄の海で特に注意したいのが、この「ハブクラゲ」。
名前だけ聞くとちょっと可愛い感じもしますが、全然そんなことはありません。
海の危険生物界では、かなりガチ寄りです。
しかも厄介なのが、見えにくいこと。
体がほぼ透明なので、海の中では本当に気づきにくい。
「なんか海藻でも当たったかな?」と思った次の瞬間、猛烈な痛みが来ることもあります。
ハブクラゲの触手には強い毒があり、刺されるとミミズ腫れのような跡が残るほか、症状が重い場合には呼吸困難などを引き起こすこともあるとされています。
そして、海の怖いところはこれです。
綺麗な海=安全ではない。
むしろ透明度が高い海ほど、こういう透明な危険生物が見えません。
沖縄の海でテンションが上がりすぎると、普通に忘れます。
さらに、波打ち際付近まで入ってくることもあるため、浅瀬だから安全というわけでもないのが怖いところ。
沖縄の海水浴場では、防護ネットが設置されている場所も多いですが、これは飾りではなく、ちゃんと理由があります。
見つけても絶対に触らない。
そして、遊泳区域のルールを守る。
ハブクラゲは、南国の綺麗な海に普通にいる危険生物です。
第2位 カツオノエボシ

海で「カツオノエボシ」を見かけたら、たぶん多くの人がこう思います。
え、なんか綺麗。
でも、それが危ない。
カツオノエボシは、青く半透明の見た目をした猛毒系の危険生物。
その見た目から、浜辺ではプラスチックのおもちゃみたいに見えることもあります。
ただ、触ると普通に危険です。
多くの地域で注意喚起されており、刺されると電気ショックを受けたような痛みがあると言われています。さらに、重症化するとアナフィラキシーを起こすこともあるとのこと。
しかも怖いのが、死んでいても危険なこと。
海岸に打ち上げられていても毒は残っており、知らずに触って刺されるケースもあります。
特に子どもは、青くて綺麗なクラゲに見えてしまうので要注意。
あと、カツオノエボシは沖縄限定ではありません。
神奈川の湘南エリアなど、本州の海岸でも漂着が確認されており、台風後や南風が強い日のあとに打ち上がることもあります。
海でテンションが上がると、落ちてる謎の生き物をちょっと触りたくなる瞬間があります。
でもカツオノエボシは、そのちょっとが危ないタイプです。
第1位 オニオコゼ

海の危険生物で「踏みたくないランキング」を作ったら、かなり上位に来るのがこの「オニオコゼ」です。
見た目は、ほぼ岩。
しかも動かない。
「なんか岩あるな」と思ったら、それがオニオコゼだった、みたいなことが普通にあります。
環境省の資料でも危険生物として紹介されており、背ビレの毒針には強い毒があります。うっかり踏んだり触ったりすると、激しい痛みを引き起こすことで知られています。
そして、この魚の嫌なところは浅い場所にもいること。
岩場や浅瀬に潜んでいることがあり、海水浴や磯遊びでも普通に遭遇する可能性があります。
さらにオコゼ系は、危険を感じると背ビレを立てる。
つまり、踏んだ瞬間に「うわっ!」で終わりではなく、そのまま毒針が刺さる可能性があるわけです。
海でテンションが上がって岩場を裸足で歩くと、普通に事故ります。
しかも痛みがかなり強い。
「めちゃくちゃ痛い」で済まされがちなんですが、実際には病院へ行くケースも珍しくありません。
オコゼ系は、海の危険生物の中でも“リアルに会いたくないタイプ”です。
対策としては、とにかく裸足で岩場へ行かないこと。
これにつきます。。
海で危険生物に遭遇しないためには?
海の危険生物って、映画みたいに向こうから襲ってくるというより、こちらが知らずに近づいてしまうことで事故になるケースがほとんどです。
特に多いのが、
- 裸足で岩場を歩く
- 落ちている生き物を触る
- 岩陰に手を入れる
- 子どもが興味本位で触る
このあたり。
なので対策としては、まずマリンシューズを履くこと。
これだけでも、ガンガゼやオコゼ系の事故リスクはかなり変わります。
あと、海で見慣れない生き物を見つけても、基本は触らないくらいがちょうどいい。
特にカツオノエボシみたいに、「綺麗だから危険に見えないタイプ」は普通にいます。
海は楽しい場所ですが、生き物たちからすると普通に生活の場。
ほんの少し注意するだけでも、安全性はかなり変わります。
まとめ
海には、毒を持つ生き物や、踏むと危険な生き物が普通にいます。
しかも厄介なのが、サメみたいに「見るからに危険」なやつより、岩や海藻に紛れているタイプのほうが、実際には遭遇しやすいこと。
ただ、危険生物の多くは、存在を知っているだけでも避けられるケースがあります。
マリンシューズを履く。
むやみに触らない。
怪しい生き物には近づかない。
それだけでも、かなり違います。
とはいえ、やっぱり海は最高です。
青い景色、波の音、磯遊び、シュノーケリング。
海でしか味わえない楽しさは、やっぱりある。
だからこそ、最低限の知識だけ持って、安全に夏の海を楽しみましょう。
それではまた別の記事でお会いしましょう!!


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