海を探して万博を歩く:水展示中心のマニアック旅記【海遊冒険記】

旅行

滑り込みで行ってきました、話題の大阪・関西万博
みんなが未来都市のパビリオンに群がる中、私はといえば……なぜか海のにおいを探して歩いていました。

潮風を感じるでもなく、海辺でもないのに、なぜか展示の中に「海の気配」を感じてしまうんです。
海がテーマに関係していようものなら、足は自然とそっちへ。気づけば水展示ばかりを巡る“海マニア的万博ツアーが始まっていました。

りーすけ
りーすけ

この記事の内容は以下の通りやで~!

・万博で見つけた「海モチーフ」の展示を中心に紹介!

・水や海をテーマにしたパビリオンを“海マニア目線”で徹底レポート。

・人混みを避けつつ楽しむ、静かな万博の歩き方。

・実際に歩いて感じた「海展示の魅力」と不思議な没入感。

それではどうぞ!

陸の万博で見つけた、小さな海の断片たち

海を感じた最初の瞬間 ― チョウザメやフグとコイが共演する水槽

東ゲートを抜けてすぐ、
「おや?」と思わず足を止めたのは、広場の片隅にあった水槽展示でした。

中を覗くと、なんとチョウザメが悠々と泳いでいるじゃないですか。


しかも、そのすぐ横ではフグとコイが同じ水の中で共演
「おいおい、そんなこと可能なの?」と、軽く脳が混乱しました。

でも実はこれ、水質を絶妙に調整して両方が快適に過ごせるようにした特別な水らしく、
水槽の上ではその水を使って野菜まで育てているという仕掛け。
“展示”というより、小さな生態系そのものでした。

万博といえばロボットやAIが話題になりがちですが、
この水槽はそんな未来の中に、静かに「自然との共生」というテーマを浮かび上がらせていました。
いや、正直――見ごたえある水槽じゃん

世界の“海文化”に触れる ― パラオとモーリシャスの展示

続いて足を運んだのは、コモンズAエリア
ここでは各国が独自のテーマで文化や環境を紹介していて、
その中でも心惹かれたのがパラオの海の展示でした。

映像越しに映る透明な海、島民たちの生活と共にある海の祈り。
そこには「海を守ること=生きること」という、
太平洋の島々らしい静かな哲学が息づいていました。

そしてもうひとつ印象に残ったのがモーリシャスの小さな水槽展示
サイズは控えめなのに、中にはちゃんとナンヨウハギが泳いでいて、
そのブルーがガラス越しにきらりと光るたび、思わず足を止めてしまいました。

正直、万博でここまで“海”を感じられるとは思っていませんでした。
未来と自然が同じ場所に並んでいる――そんな感覚を覚えた瞬間です。

有名パビリオンの影で出会った、もう一つの万博

人込みを避けようなんて、正直ムリです。
東ゲートから入った瞬間から、どの通路も「人・人・人」。
たぶん人混みを歩くために入場券を買ったのでは?と錯覚するレベル。

でも、不思議なもので、みんな同じ方向ばかり見てる。
有名なパビリオンや、映える展示にだけ吸い寄せられていく。
そんな中でふと立ち止まって、コモンズエリアに置かれた小さな水槽を覗くと――
そこには、藻類の説明パネルを熱心に読む数少ない人間が自分だけだったりする。

それが、ちょっと嬉しい。

誰もいない展示スペースで、
「へぇ、この藻類が生えてるんか。。」なんて独り言をつぶやく。


隣のパビリオンでは100人が行列を作ってるのに、こっちは貸し切り状態。

予約不要のパビリオンでも、
“脇役展示”にこそ、その国の文化が詰まっている。

結局のところ、
静かな万博なんて場所は存在しないのかもしれない。
でも、静けさを見つける視点は、探せばちゃんと転がっている。
人混みの波に流されながらも、ふと足を止めて水槽をのぞく瞬間――
それが、自分にとっての万博の見どころだったりするのです。

万博の海エリアを歩いてみて思ったこと(まとめ

万博に行くと、どうしても人気パビリオンや映える展示に目が奪われがち。
でも、ちょっと目線を変えてみると、人があまり立ち止まらない小さな水槽や展示に、思いもよらぬ発見があります。

  • 東ゲートすぐのチョウザメやフグが共演する水槽は、意外な迫力があった
  • コモンズAやモーリシャスの小規模水槽は、ナンヨウハギなどの魚がゆったり泳いでいて癒やされる
  • 脇役展示や藻類の説明パネルは、ほとんど人がスルーするけれど、じっくり見ると文化や知識の宝庫
  • 人気展示の脇にこそ、静かに楽しめる自分だけの万博がある

人混みの中で肩がぶつかろうと、後ろでカメラを構える人の頭が邪魔になろうと、ちょっと立ち止まって自分のペースで見られる展示には価値があるのです。

結局、万博の楽しみ方は十人十色。
海や水に着目したマニアックな歩き方でも、十分に“自分だけの発見”が待っています。

万博に行ったら、ぜひ混雑に流されず、脇役展示や小さな水槽に目を向けてみてください。
いつもとは違う、静かで面白い海の世界が待っていますよ。

ただ、めちゃくちゃ歩き疲れたよね(笑)

それではまた別の記事でお会いしましょう!!

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