釣りやアウトドアに本気で取り組むようになると、ある疑問にぶち当たります。
「時計、何使えばいいんだ問題」です。防水性?視認性?潮見表?それとも見た目のゴツさ?
ネットを漁ると“釣りに最適”と書かれたG-SHOCKが山ほど出てきますが、結局どれが使えるのかよく分からないですよね。。。
しかも、「どうせ高いの買っても使いこなせないしな…」という謎の自信喪失までセット。
そんな悩める釣り人・アウトドア派に今、じわじわ人気なのがG-SHOCK GBX-100シリーズです。
潮汐グラフや日の出・日の入り、ムーンデータなど、釣りに本気な人ほど「これで良かった」と口にする実用機能が詰め込まれたシリーズです。
本記事では、GBX-100の魅力や他モデルとの違い、実際の使い勝手を交えながら、「釣り・アウトドア用G-SHOCKの選び方」を徹底解説していきます。
いわゆる“安物買いの銭失い”を回避したい人は、どうぞ最後までお付き合いください。

この記事の内容やで~。
・GBX-100ってどんなG-SHOCK?釣りやアウトドアに強い理由
・G-LIDEシリーズ内での立ち位置と、他のアウトドア系モデルの違い。
・人気の3モデル(1JF/NS-1JF/TT-2JF)の特徴と選び方
・実際に釣りで使ってみてどうだった?ぶっちゃけレビュー
・買う前に知っておきたいちょっとした注意点も紹介
それではどうぞ!
GBX-100シリーズとは?釣り・アウトドアで注目される理由
GBX-100シリーズは、サーフィンやスケートボードなどのスポーツに特化した“G-LIDE”シリーズの一つです。G-SHOCKといえば、頑丈でタフな無骨さが魅力ですが、その中でもGBX-100は、“釣りやアウトドアに特化した機能を備えたモデル”として人気を集めています。
たとえば、釣り人にとって神機能ともいえるのが「タイドグラフ(潮汐表)」。
スマホアプリと連携すれば、世界中のタイド情報を取得し、釣り場の干満タイミングが手元で一発チェックできる。
もう、「潮が引いてるのに来ちゃったよ…」なんて悲劇とはサヨナラです。さらに、日の出・日の入り、ムーンデータ表示も搭載。
「今日は満月だから夜釣りは…」とか、「夕まずめ、あと何分だ?」という判断が腕時計だけで完結します。
スマホを取り出す手間も省けて、しかもバッテリーも気にしなくていい。
ディスプレイはMIP液晶(Memory In Pixel)を採用しており、直射日光の下でも視認性は抜群。
真夏のサーフでも、磯の反射でも、数字がしっかり読めるあたりは「よくわかってるな」と唸らされました。
加えて、耐衝撃構造・防水(20気圧)・スマホ連携機能も当然完備。
「アウトドアや釣りに強いG-SHOCK」として、まさに隙のないスペックです。
…と、ここまで読むと「完璧じゃん」と思うかもしれませんが、もちろん他シリーズとの違いや気になる点もあります。
次章では、他のG-SHOCKとどう違うのか?本当にGBX-100がベストなのか?を比較していきます。
他のG-SHOCKと何が違う?GBX-100の優位性を比較する
「釣りに強いG-SHOCK」といっても、GBX-100だけが候補じゃありません。アウトドア系の代表格プロトレックやGBX-100以外のG-LIDEシリーズなども定番どころ。
じゃあ、それらと比べてGBX-100は何が違うのか?
ここで少し冷静に見てみましょう。
比較①:タイドグラフの精度と視認性
正直、タイドグラフがあるG-SHOCKは他にもあります。が、GBX-100の表示は別格です。
というのも、前述のMIP液晶のおかげで、潮汐データが「絵じゃなくて情報」として読める。
他モデルのなんとなく波が上がってるっぽいグラフとは違い、GBX-100は具体的な潮位や時間まで数値で表示されます。
つまり、「雰囲気」じゃなく「実測値」で判断できる。釣果を左右するような判断において、これはかなりでかいですよね!

比較②:スマホ連携の実用性
プロトレックや他のG-LIDEシリーズは、スマホと連携できない(または限定的)なものが多いです。
その点、GBX-100はBluetooth接続でスマホと連携し、世界約3,300地点の潮汐データを設定可能。
しかも、時刻自動補正・タイドポイント設定・アプリからの細かいカスタマイズも対応しているので、「釣りのスタイルに合わせて時計を育てる」感覚があります。
これはG-SHOCKの中でもかなり尖った設計思想です。
比較③:外装と装着感
見た目はガッツリ大ぶり。
でも、不思議なことに装着感は軽い。これは素材に樹脂+金属ベゼルを組み合わせているおかげで、耐久性と軽さのバランスが良い。
プロトレックの一部モデルは少しガチ山登り仕様すぎて服装を選ぶし、他のG-LIDEシリーズはややカジュアル寄り。
その点、GBX-100はタウンユースでもギリ成立する見た目のちょうどよさがあります。
総じて、GBX-100は「釣りやアウトドアの現場に寄せたG-SHOCK」でありながら、現代の釣り人が求める「スマートさ」や「機能性」をちゃんと盛り込んでいる、そんなバランス型のモデルです。
ただ、私はG-SHOCK大好き人間なのでプロトレックも他のG-LIDEもシチュエーションによって使い分けていますが。。
GBX-100シリーズの中でどれを選ぶべき?人気モデルを比較
GBX-100と一口に言っても、実はいくつかのバリエーションがあります。色が違うだけ?と思うかもしれませんが、実際は“使うシーン”や“自分のスタイル”に合わせて選ぶのがベスト。
ここでは主要なモデルをピックアップして、それぞれの特徴とおすすめポイントを紹介します。
GBX-100-1JF|視認性重視の定番モデル
まずは王道のGBX-100-1JF。黒いボディにメタリックなフレームという、いかにも“G-SHOCKらしい”無骨なデザインです。私もこれを使いこんでます!
視認性が高く、釣り場でもとにかく見やすい。
明るい場所でも液晶がしっかりコントラストを保ってくれるため、「今、潮どうなってる?」という瞬間にパッと確認できます。
クセがなく、どんな服装にも合わせやすいので初めての1本にもおすすめ。
見た目がゴリッとしているのに、装着感は意外と軽くてストレスなし。
正直、「迷ったらこれ買っとけ」な安心感があります。

GBX-100-2AJF|ブルーの個性派スポーツ系
少し差をつけたい人に人気なのがGBX-100-2AJF。
ブルーのバンドに、メタルなフレームが印象的なスポーツテイストのモデルです。
海辺や川遊びなど、アウトドアシーンに映えるカラーリングで、とにかくオシャレ。
ガチ釣り向きというよりは“遊びもデザインも両立したい派”にぴったり。
「釣り場で目立ちたい」なんて欲望があるなら、迷わずこれを選ぶべし。
GBX-100TT-2JF|サーフシーンにピッタリの涼感デザイン
そして個性派の中でもかなり攻めているのがGBX-100TT-2JF。
バンドはベージュ、ベゼルやケースはブルーで夏に映えるデザインです。
このモデル、ファッション性では最上級クラスですが、視認性はやや好みが分かれるところ。私はドンピシャで大好き!
とはいえ、「釣りもするけど、街でもガシガシ着けたい」ならアリ。
日焼けした腕にこの青が映えると、ちょっと自分が“できる人”に見えるから不思議です。
どう選ぶ?
- ガチで使いたい → GBX-100-1JF
- オシャレと実用のバランス → GBX-100-2AJF
- 個性と夏感を出したい → GBX-100TT-2JF
正直、どれを選んでも外れはありません!
街使い中心なのか釣りメインで使うのか。目的に合わせて、気分が上がるモデルを選びましょう!
実際に釣りで使ってみた感想と注意点
さて、ここからは「机上のスペックじゃわからない」リアルな使用感についてお話しします。
筆者が実際にGBX-100-1JFを釣行に持ち出して、サーフ・磯・堤防とあれこれ試した結果。結論から言えば、かなり使えるどころかこれしか使いたくなくなったというのが本音です。
潮見表がマジで助かる
釣り人にとって潮の動きは命。
GBX-100のタイドグラフ機能は、スマホで一度設定してしまえば、以降は現地で即チェックできる快適さが爆発的。
朝マヅメ前に「今、満潮?干潮?あと何分で変わる?」と時計を見て把握できるって、想像以上にストレスが減ります。
スマホいらずで情報が腕にあるって、思ったよりデカいです。
日差しの下でも“数字が読める”安心感
これ、地味だけど超重要です。
夏のサーフや堤防でよくあるのが、「光の反射で液晶が全然見えない」問題。GBX-100はMIP液晶の視認性がとにかく優秀で、直射日光の下でもしっかり数字が確認できます。
しかも、グラフィカル表示だけじゃなく、数値でも表示されるので“パッと見て分かる”が実現されている。
釣りの集中力を乱さないって、結構な価値ですよ。
バッテリー問題?実は気にならない
スマホとBluetooth連携するって聞くと、「電池すぐ減るんじゃ?」と不安になる人もいるかも。
でも、実際の使用感では電池持ちはかなり良好。
1日中釣りをしても、電池残量が気になることは一度もありませんでした。
しかも、連携機能は必要なときだけでOK。
潮汐データや時間補正をしたら、あとは単体で運用できるので、常にスマホ依存じゃないところもありがたいポイントです。
あえて言うなら…の不満点
正直、粗探しをするのが難しいほど完成度が高いんですが、あえて言うなら:
- ライトの照度がやや弱め(暗所での視認性は少し物足りない)
- ボタンの操作が最初はやや直感的じゃない(慣れれば平気)
このあたりは最初の1〜2回使えば「そういうもんね」と理解できますし、大きなストレスにはなりません。
釣りをしていて「あ、これ便利だな」と感じる瞬間が何度もあって、GBX-100が“道具”として信頼できる存在になったのは事実。
何より、「いちいちスマホ出さなくていい」ことが、これほど快適だとは思いませんでした。
釣り・アウトドア用G-SHOCKを探しているなら、まずGBX-100を見ておくべし!
時計なんてなんでもいい。そう思っていた時期が、私にもありました。
でも実際に釣りやアウトドアを繰り返していくと、「必要な情報がすぐに見える」「耐える」「濡れても平気」という条件は、想像以上に重要なんです。
その点で言えば、GBX-100シリーズは“実戦で使える”G-SHOCKの一つの完成形です。
- タイドグラフや日の出・月のデータ
- 見やすいMIP液晶
- Bluetoothでスマホ連携&カスタマイズ
- そして、20気圧防水と耐衝撃のタフさ
これだけの機能を詰め込んで、価格はモデルにもよりますが2〜3万円台。
正直、コスパという言葉が生ぬるいくらい「もとは取れる時計」です。
「釣りで使うG-SHOCKって何がいいの?」と聞かれたら、私はこう答えます。まずGBX-100を見てから決めた方がいい。
それ見てもピンとこなかったら、たぶんまだ釣りの深みに落ちてないだけだから。
大げさかもしれませんが、それくらい現場で差が出る一本です。
道具を変えれば釣りの質が変わる。時計ひとつでも、たしかに変わります。
気になる方は、ぜひ公式サイトや販売ページで現物をチェックしてみてください。
釣り場でチラッと時間と潮を確認しながら、「ふふん」と鼻で笑える日が、近づいてきますよ。
他にも釣りに関する情報や旅行情報など色々とブログ内で書いておりますので、是非そちらもご覧ください。
グレート鱒レンジャー改SP50を徹底解説。実際の使用感をレビュー【海遊冒険記】
【鳥羽水族館】順路なし!? でも迷わないおすすめルートと見どころガイド【海遊冒険記】
【最新】シーサイドコスモの釣り場ガイド/釣果・アクセス・駐車場情報まとめ【海遊冒険記】
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう!!
コメント