先日、スーパーで偶然、キダイが売られてるのを見つけました。その時、ふとキダイについて色々と紹介したくなりました。
キダイは、船釣りでたまに釣れるときがあるのですが、かなり美味しい魚です。マダイが有名で、キダイの影はかなり薄く、その存在を知らない人もいると思います。
ただ、スーパーでも見かける魚ですし、あんまりよく知らないからと購入を避けてた人もいると思います。
そこで、今回はキダイの基本的な情報や食べ方などを簡潔にまとめていきたいと思います。マダイほど高価ではなく、味は美味しいこの魚の良さをたくさん知ってもらって、食べてくれる人が多くなれば嬉しいです!

この記事の内容は以下の通りやでぇ。
・キダイの基本的な情報
・キダイの旬や食べ方について
・キダイの釣り方について
キダイについて
キダイの基本的な情報
そもそも、キダイってなによ?って人もいると思います。
キダイは暖かい海が好きなお魚です。日本では日本海沿岸側では、青森付近から九州沿岸まで。太平洋側では、福島県付近から九州にかけて生息しています。
深い場所に生息していることが多く、海岸からの釣りではほとんど見ることはできません。基本的には船釣りで水深50m以上ある所。その海底付近で釣れることがほとんどです。

マダイと何が違うの?
キダイの見た目は、マダイとよく似ています。しかし、キダイの方がマダイより小さいです。また、キダイの方が黄色が入った赤色の体色をしています。
そして、大きな違いの一つが尻尾の端の色です!
尻尾の端が黒いのがマダイ。黒くない方がキダイです。覚えやすいですね!

これはキダイの尻尾です。端は黒くありません。
また、真鯛には青い斑点が見られることが多いですが、キダイにはありません。
もし、スーパー等でキダイとマダイが両方売られていれば、違いを確認してみてください!

口はやはり鯛だけあって歯が鋭いですね。ちなみに白いのは釣りのリーダーです。針を飲んでしまったので。。
アップにしたら黄色がよくわかりますよね!!
キダイの値段(相場)は?
キダイはマダイほど高価ではありません。比較的、購入しやすい魚の一つです。
値段は、大体1キロあたり、700~1200円ほどです!小ぶりなのは、500円ほどで売られているのも、よく見かけます。
キダイの旬はいつ?
キダイは、1年中見ることができますが、旬はもちろんあります。ただし、1年を通して味がかなり落ちる時期はありません。
旬としては春から秋で、特に6月~8月が脂がのっており、なおかつ、この時期はマダイさんがあまり調子良くない時期なんで代わりとしてよく食卓に上がります。
キダイもやっぱり、マダイとの違いを見せたいから、脂をのる時期を考えたのか!?と思わせるほど絶妙ですよね(笑)
キダイの美味しい食べ方について
キダイは、マダイ同様にさばきやすく、色々な料理に使える優等生です。
刺身の場合は、皮は引かずに軽く炙って食べるとたまりません。
無難に塩焼きでも、身もやわらかく、ふっくらしているので美味しいです。さすが白身の魚です。小ぶりなら、内臓と鰓だけ取って、唐揚げもいいですねぇ。
あとは、私が好きなのは、煮付けですかね。やっぱり白身の魚なので、シンプルな料理がかなり合います。味もしみやすいので、最近は煮付けばっかりですね。

やっぱり煮つけが最高!
昔、釣れた魚はほとんどアクアパッツァにしてた時期がありました(笑)。その時、キダイでもしてましたが、想像通り美味しかったです。
キダイの釣り方
仕掛けについて
基本情報でも書いた通り、キダイは海岸付近ではほとんど釣れません。基本的には船釣りがメインになります。
狙い方は色々ありますが、オーソドックスなのは、胴付き仕掛けです。おもりは120号前後を使う場合が多いですね。針は4~5本程度で、あまり食い気がない場合は、カゴをつけてコマセ撒くのも効果的です。
深場(50~150m)にいる魚ですので、電動リールを使います。
関西ですと、和歌山などではキダイ専門の釣船もあります。
釣り方(誘い方)など
キダイの釣りはそれほど難しくありません。色々と竿をしゃくってとかはないです。普通は底まで仕掛けを落として、糸ふけを取ったらあとは待つべし!
たまに大きなアクションで数回誘ってあげて、あとは待つ。これを繰り返しです。もしまったくアタリがなければ、少し巻いて、水深(タナ)をあげてみてください。
また、1匹かかってもすぐには巻かないようにしましょう。1尾かかってもそのまま待っておけば、数尾食ってくることも多いです。何しろ、水深も深い釣りなので、1匹ずつあげてては効率も悪いです。
1回で数匹釣れると、引きもいいですし、お得な感じもしますね!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回はキダイについて色々と紹介いたしました。これを見て、魚に興味を持ち、自分で買って食べてみたりする方が増えれば嬉しいです!
今回の内容をまとめますと、以下の通りです!
- キダイはマダイより安価で、味も美味しく様々な料理に利用可能。
- 旬は、春から秋だが、おススメは一番脂がのる6月~8月。
- 基本は船釣りで、深場(50~150m)の海底付近を胴付き仕掛けで狙う。
- 1尾かかっても焦らず、待つと数尾かかることが多い。
私のブログでは、生き物、釣り、旅行情報について色々と紹介しております。よかったらそちらもご覧ください!
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう!!
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