カクレクマノミとクマノミの違いはご存じ？二モのモデルになったお魚をとことん解説！【海遊冒険記】

突然ですが、クマノミって聞いたことありますか？

「ニモのあれでしょ？」──はい、正解です。あの映画のモデルになったカクレクマノミ。見た目はかわいい、性格はちょっとツン、でもその生態はなかなかパンチが効いてる。

でもね、名前だけ知ってる人がほとんど。生態まで語れる人って、案外少ない。
今回はそんな“見た目だけじゃない”クマノミの世界を、サラッと紹介しようと思います。

これを読めば、水族館デートで「え、クマノミって性転換するんだよ？」なんて言って、
微妙な空気になることもできるかも。（※責任は取りません）

りーすけ

今回の記事の内容やで～！

・クマノミのちょっと変わった生態（性転換します、はい）

・イソギンチャクと一緒に暮らす理由、ちゃんとあります

・カクレクマノミ・クマノミ・ハマクマノミの見分け方（白い帯の数だけでOKっていう）

・水族館や沖縄で、ちょっと話のネタになるかもしれない小知識

イソギンチャクの隙間から覗くかわいいお顔

今年の８月に石垣島を旅行しておりました。その時、シュノーケルを楽しんでいたのですが、ふと下に目線をやると見つけました。そう誰もが知ってるあの魚、カクレクマノミちゃんです。

石垣島にて撮影（R6.8月）

こちらを警戒するように、イソギンチャクから様子を伺う姿がなんとも言えないですね！！

せっかく出会えたクマノミについて、簡単に紹介したいと思います！筆者なりに簡単にまとめたつもりですのでお付き合いください！

太平洋～インド洋が彼らのアドレス。沖縄にもちゃっかりいます。
寿命は10年くらいと、意外としぶとい。
水族館や海で見かけるあのオレンジのボディは、ただの癒しキャラじゃないんです。

そして、豆知識。日本には6種類のクマノミがいます。

中には気が強くて、水槽の中でも喧嘩っぱやいヤツも。
かわいさの裏に、ちょっとしたヤンチャを隠してます。

イソギンチャクといえば猛毒の持ち主。普通の魚なら秒でアウト。
でもクマノミは平気でその中をスイスイ。
なぜかって？全身が特殊な粘液でコーティングされてるから。いわば“毒無効スーツ”装備済みです。

ただし、生まれたての頃はこの装備が未実装。
だから最初はイソギンチャクと距離を置く。なんとも人間くさい距離感ですね。

クマノミの世界、まさに“弱肉強食”ならぬ“体格至上主義”。
一番デカいやつがメスになる。次点がオス。
他の奴ら？ただのモブキャラなのか。。

で、女王様（メス）がポックリ逝くと、元オスがメスに転職。
これがまたスムーズ。まるで役職の引き継ぎみたいに。
性別の概念って……何だっけ？

りーすけ

体の大きさで勝負するとは。。。

さてさて、ここからはちょっとした“識者ぶれる”ネタをひとつ。
実はですね、あのカクレクマノミ、そっくりさんが何匹かいるんですよ。見た目だけじゃ判断つかないヤツらです。

具体的に言うと、クマノミとハマクマノミ。特にハマとは、双子かよってレベルで似ています。
でも、ちゃんと見分ける方法があります。そう、シマ模様──つまり“白い帯の数”！

この法則、知ってるだけで水族館でちょっとしたヒーローになれます。
「え、これ3本あるからカクレね」とか言ってドヤってみてください。ウケるか引かれるかは、あなたのトークスキル次第ですが。

今回は、石垣島でひょっこり出会ったカクレクマノミについて、ゆるっと紹介しました。
まだまだ語りたいことは山ほどあるんですが、ここはひとまずこのへんで。

ぜひ、水族館や沖縄の海で自分の目で見てきてください。写真より現物。観察してると、意外なクセとか、小さな発見とか、けっこうありますよ。

それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
他にも、石垣島のおすすめホテルとか、竹富島のまったり話とか、色々書いてます。お暇なときにでも、チラ見してってください！

R6年8月、石垣島にて撮影（これは縦シマ3本だから、、、）