竹富島を観光するならどの移動手段がベスト?体験談で選ぶおすすめルート【海遊冒険記】

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「竹富島ってどうやって移動すんの?」
そんな素朴な疑問、誰しもが一度はぶち当たります。ええ、私もそうでしたとも。

石垣島からフェリーで約10分。サクッと行ける楽園・竹富島は、車も信号もコンビニもない島。
じゃあ移動はどうするの?歩く?バス?それともチャリ?

今回はそんな竹富島の“足”事情について、実際に現地を歩き回った筆者が、独断と偏見に満ちた視点で語っていきます。

旅の前に読めば、移動ストレスがぐっと減りますよ!

りーすけ
りーすけ

この記事はこんな人におすすめやでぇ!

・レンタサイクルのメリット・注意点

・島バスの使い勝手

・徒歩って実際どう?

結局どれが一番おすすめなのか

それではどうぞ。

竹富島ってどんな島?

竹富島は沖縄県八重山諸島にある小さな島で、面積は約5.4㎞2で、石垣島から船で約10分~15分でアクセスできます。島の周囲は約9㎞で、徒歩でも数時間あれば一周できてしまいます!!

竹富島の見どころ

竹富島最大の魅力は、沖縄の原風景が残る集落だと個人的に思っております!赤瓦の屋根や白砂の道が広がり、本当に美しい街並みを楽しむことができます。

また、以下のような有名な観光スポットも多いです。

・コンドイビーチ:遠浅で透明度が抜群のビーチ

・カイジ浜(星砂の浜):星の形をした砂が見れる有名なビーチ

・西桟橋(にしさんばし):夕日が美しい絶景スポット

・竹富島集落:沖縄の伝統的な家並みが楽しめる。私のおススメです!

・水牛車観光:ゆったりとした時間を楽しめる名物アクティビティ!

街中を普通に水牛車が走っておりびっくりしました。

また、観光の魅力としては、以下が挙げられます。

・のんびりとした島時間を楽しむことができる。

・昔ながらの沖縄の風景が残っている。

・海も街並みも美しく、写真映えするスポットが多い。

観光客が多く利用する移動手段

観光スポットがたくさんある、竹富島での移動手段は、大きく分けてレンタサイクル、バス、徒歩の3つがあります!

それぞれメリット・デメリットがあり、旅行の目的によっても移動手段が変わってくると思います。

そこで、この3つの移動手段についてそれぞれ詳しく解説していきます。

竹富島は自転車が基本!でも油断すると地獄をみるかも?

竹富島といえば、観光客の約8割がレンタサイクルを選ぶといわれるほどの自転車島。
港を出た瞬間から、チャリ天国が広がっています。

港にはレンタサイクル屋さんの送迎車がズラリと並んでおり、「いらっしゃーい!」と迎えてくれるのは、もはや風物詩。
島内にはいくつかレンタサイクル店がありますが、どこも港までの送迎付きで便利です。

ちなみに、道は思ったより整備されており、ほとんどがアスファルト舗装
「白砂の道でタイヤがハマるんじゃないの?」とビビってた筆者も、「あれ?意外と快適じゃん」と拍子抜けしました。

でもね。。
快適なのは“道”だけ。

暑さ。これが最大の敵です。
屋根も日陰も少ない竹富島。夏の陽射しは、容赦なくあなたを直撃します。
特に正午前後の走行は、「もはや修行?」と錯覚するほどの熱波。水分と帽子、サングラスは必須装備。
「風が気持ちいい〜!」なんて言ってられるのは最初の10分だけかもしれません。

とはいえ、自転車なら集落からビーチ、展望台、赤瓦の古民家エリアまで、好きなタイミングで自由に動けるのが最大の魅力。
時間に縛られず、好きな場所で立ち止まり、写真を撮り、風を感じる——。そんな贅沢ができるのはチャリだけです。

ちなみに私は断然に自転車派ですね!

徒歩で回れる?実際に歩いてみた体験談

「竹富島って小さいから歩いて回れるんじゃないの?」
そう思って、一度歩いてみたことがあります。

たしかに、竹富島の面積は約5.4㎢。徒歩でも回れなくはないサイズ感です。
でもそれ、実際にやるとけっこうキます。特に真夏は。ってか無理かも夏場は(笑)

レンタサイクルを借りず、徒歩で「カイジ浜」まで行ってみたことがあります。
港から集落までは、レンタサイクルの送迎車でひとまず移動(ありがたや)。
そのあとは気合いでテクテク歩きました。

竹富島の道は、白砂のイメージが強いですが、実際はアスファルトがメインなので歩きやすさは◎。
とはいえ、容赦ない日差しと湿度が、静かに体力を奪っていきます。

道中にはお店や自販機が少なく、気づけば周囲に人の気配もゼロ
白い道と青い空に挟まれて、「これどこまで歩くの?てか、戻れるの?」という不安がじわじわと。
Googleマップを見ても電波が安定せず、まさかのアナログ勘頼り。

ようやくカイジ浜にたどり着いた時には、背中が汗でびっしょり、帽子の中は蒸し風呂状態
「…あれ?楽しみにしてた星砂、どこいった?」という余裕もゼロ。
結論からいうと、徒歩でも不可能ではないけれど、おすすめはしません。

徒歩移動は、気温が20℃台前半の春・秋ならまだしも、夏はマジでやめといたほうがいいです。
体力の消耗が激しい上に、楽しむ余裕がなくなります。
逆に「汗だくで限界まで歩いて、自然と一体化する体験がしたいんだッ!」という方には向いてるかも?

島内バスの使い方と本数

さて、「徒歩がキツいなら、バスって手もあるよね?」と思ったあなた、正解です。でもちょっと待ってください
竹富島のバス、都市部のように「5分おきにピンポンピンポン来る」みたいな甘いシロモノではありません。

ここで登場するのが、竹富観光センターが運行している「定期観光バス」です。
これは港に船が着くタイミングに合わせて、島をぐるりと1周してくれるありがたい存在。
ただし、あくまで観光ツアーのバスなので、「このバスでカイジ浜だけ行きたい」とか、「帰りだけ乗る」みたいな使い方は基本できません

じゃあ、いわゆる「路線バス」はないのかというと、一応あります。
ただし、予約は必須なので、完全にノープランでふらっと乗れる感じではありません。

それでも、体力に不安がある方や、炎天下を避けたい方にはバス利用はおすすめです。
特に、カイジ浜→コンドイ浜→集落といった移動を効率よくこなしたい場合、バスがあると安心。
ただし、繰り返しになりますが、事前の時刻チェック&心の余裕は必須です。

バスの乗り方はとてもシンプルで、観光センターや港でチケット購入できます。バス観光は大人で1,800円程度。路線バスは大人が300円程度です。

レンタサイクルが最強説

で、結局どうするのが正解なの?と聞かれたら、こう答えるしかないでしょう。
「竹富島を快適に回るなら、自転車が最強です」と。

まず、島のサイズ感がちょうどいい。
集落からコンドイ浜、さらにカイジ浜まで、全部まとめて自転車で30~40分程度なんです。
坂道もほぼないし、道もアスファルトで舗装されているから、快適にスイスイ走れる。

あと、やはり竹富島の自然、空気を感じながらのんびり進むことが、旅の最大のご褒美ですね!

ただし、真夏は暑さとの闘い。風はあっても日差しは容赦なし。
帽子、サングラス、水分、そしてできれば冷却タオルあたりは持っていくべきです。
あと、電動アシスト付きの自転車を扱っているレンタル店もあるので、体力に不安のある方はそちらもおすすめです。
しかも、自転車屋さんによっては荷物預かりもしてくれるので、リュックひとつで軽やかにサイクリングできます。

料金はだいたい1日レンタルで1,500円前後
半日(4時間程度)なら1,000円くらいが相場です。
クレジットカードが使えないお店もあるので、現金の持参はお忘れなく

なお、走るときは左側通行、集落内はスピードを出さず、歩行者に配慮を。
竹富島は「静けさと穏やかさ」が魅力の場所なので、マナー良く旅したいところです。

要するにこういうことです。
竹富島は「徒歩で全部回るにはちょっとキツい、バスはタイミングが難しい」
そんな中で、レンタサイクルは自由度・快適さ・コスパの三拍子がそろった選択肢なのです。

おすすめのルートと所要時間(モデルコース)

竹富島の観光スポットは、まさに“凝縮された南国”。今回は、筆者が実際に回った半日モデルコース(約3時間)をもとに、リアルなスケジュールでご紹介します。

スタート:竹富港(11:45ごろ)

石垣島からのフェリーで竹富島に上陸。
桟橋を出るとすぐ、レンタサイクル屋さんのスタッフたちが「どうぞ〜」と声をかけてきます。

筆者は事前に予約していたお店で自転車を受け取り、荷物を預けていざ出発!
竹富島観光、午後の部スタートです。

① 竹富島の集落エリアをのんびり巡る(12:00ごろ)

まずは竹富島の“心臓部”ともいえる赤瓦の集落へ。
白砂の道、ハイビスカスの花、三線の音がどこからともなく聴こえてくる──まるでタイムスリップしたかのような空間です。

自転車でゆっくり走れば、遠くに水牛車がのんびりと行き交う風景にも出会えるかもしれません。
エアコンより風。自転車こそ最強の移動手段です。

② カイジ浜(12:30ごろ)

星の砂で有名なビーチへ。潮の流れが速いため泳ぐことはできませんが、きらきらと輝く砂浜を歩いたり、星の砂を探したりするだけでもテンションが上がります。

※星の砂は採取・持ち帰りNG。欲しい方は売店で購入しましょう。

③ コンドイ浜(13:30ごろ)

竹富島で一番人気のビーチ。カイジ浜から自転車で約5分ほどです。干潮時はサンドバーが現れることもあり、遠浅で透明度の高い海に癒やされます。

海に入らなくても、木陰のベンチに座って海風を浴びるだけで最高の時間。
気まぐれに猫が横を通り過ぎることもあり、のどかすぎて時間を忘れます。

④ 西桟橋(14:30ごろ)

コンドイ浜から自転車で約10分。海にまっすぐ伸びる桟橋は絶景スポット。写真撮影にぴったりで、しばし潮風を楽しみながら休憩しましょう。

ここもねぇ、私好きでしたねぇ。。普段は人が結構多いのですが、平日ど真ん中であまり人も気にならなかったのも最高。

集落に戻りレンタサイクル返却(15:15ごろ)

たっぷり楽しんだ後は集落へ戻り、自転車を返却。お土産屋さんを覗いたり、最後の散策を楽しめます。カフェもあるのでゆっくり休んでしまうのもありです!

⑥ 竹富港へ徒歩移動(15:30ごろ)

徒歩3分ほどで港へ。ゆったり歩きながら島の雰囲気を最後まで堪能。

■ゴール:竹富港(16:00まで)

16時前のフェリーに乗船し石垣島へ帰ります。船上で旅の思い出を振り返る時間もまた贅沢です。

ただし、最終フェリーに乗りそびれると、竹富島から出れないので本当に注意!(笑)17時台が最終便ですよ!

まとめ

さて、今回は竹富島の午後のレンタサイクル観光モデルコースをご紹介しました。
12時前に島に着き、のんびり集落を巡り、カイジ浜で星の砂を探し、コンドイ浜と西桟橋でゆったり過ごすプランです。
15:50のフェリーに乗るまで、無駄なく充実した時間を過ごせますよ。

ただし、正直竹富島はコンパクトなので、どっから回っても大丈夫です!カフェでゆっくりしたい人は、カイジ浜かコンドイ浜どちらか一つにして、集落に戻ってもいいですし。組み合わせはあなたの旅の目的次第!!

竹富島はコンパクトながら、伝統的な街並みや美しいビーチがぎゅっと詰まった素敵な島です。
自転車があれば、風を感じながら気ままに移動でき、暑ささえ対策すれば快適に楽しめます。

今回のブログの内容を見て、思う存分に旅を満喫してきてください!

さて、私のブログでは、他にも旅行情報やおすすめギアについていろんな角度から書いております!是非そちらもご覧ください!

それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました!また別の記事でお会いしましょう!!

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