「観光地価格に疲れたら、あそこがええでぇ。」
宮古島好きの友人に言われ、向かったのは、のんびりとした来間島の、さらに静かな集落の一角。
そこにひっそりと佇む食堂、それが「花風」さんです。来間大橋を渡ってすぐにある、まるで地元の人しか知らないような雰囲気。
まるでただの家のような外観に、手書きのメニュー。そしてお母さん一人で切り盛りするアットホームな店内。もうこの時点で当たりの予感しかしません。

この記事の内容は以下の通りやでぇ~。
・来間島のアットホームな食堂「花風」の魅力。
・おすすめメニューと実食レビュー
・お店の場所や営業時間、アクセス方法
・観光の合間に立ち寄りやすい理由とは?
来間島「花風」ってどんな店?
・席数:テーブル席が2卓、カウンター4〜5席
・雰囲気:お母さんが一人で切り盛りする昔ながらの食堂
・立地:来間大橋を渡ってすぐ。徒歩でもアクセス可能
・駐車場:2〜3台分あり
店内に入った瞬間、ほっとします。クーラーの涼しさもありがたいけど、それ以上にお母さんの笑顔が柔らかくて心がほぐれる。観光客にも優しく話しかけてくれて、緊張感ゼロです。

手書きのメニューも味ですね。
とりあえずオリオンビール、からの、、、
何を頼むか迷っていても、まずは「オリオンで乾杯」から始めるのがこの店の流儀(※勝手に決めてます)。
そして出てきたのが、最初のスターター。

花風さん、おすすめ料理
来間島産 島らっきょ
「島らっきょなんてどこでもあるじゃん」と思ったあなた、甘いです。
花風さんの島らっきょはサイズがやや小ぶりで、辛味と旨味のバランスが絶妙。
ひと噛みすると、ほろ苦いコクがじゅわっと広がり、オリオンビールとの相性が抜群。

使っているのは地元・来間島産。お母さんいわく「時期によって味が違うよ~」とのこと。こういう会話もごちそうですね。
絶妙バランスのタコライス
合いびき肉とタマネギ、そこにチーズがとろけ、ご飯がそれをしっかり受け止める。
甘辛くて、口の中でちょうどいいハーモニーが広がります。
量は少なめなので2人でシェアしても◎。がっつり食べたい方は1人1皿でちょうどいいかもしれません。
ちなみにタコライスは1980年代に沖縄で誕生したご当地グルメ。アメリカ軍文化と沖縄のごはん文化が融合して生まれた一品です。

苦手でも食べられるゴーヤチャンプルー
正直、私はゴーヤがあまり得意ではありません。ですが、ここのゴーヤチャンプルーは別格。
苦味がほどよく抑えられていて、豚肉の旨味と卵のまろやかさで、苦手意識が吹き飛びます。
「ゴーヤって、こんなに美味しかったの?」と思わせてくれる逸品です。

締めの宮古そば
やさしいかつおダシがきいたスープに、つるっとしたストレート麺。
派手さはないけど、ほっとする味。思わずスープを飲み干してしまいます。
タコライスの後の“締めの一杯”として、ちょうどいい量なのもありがたいです。

オリオンでほろ酔いの体にこれが染みすぎる。。
注意点(アクセス・予約)
・席数が限られているため、必ず電話で予約をおすすめします
・来間島はタクシーが非常に少ないです
→ 宮古島から呼ぶことになるので、時間がかかることも
→ 夜は特につかまりにくいため、代行や予約必須です
※私は何回もこのタクシー捕まらない問題に苦しめられました。なので皆さんイライラせずに大らかな心でいてください(笑)旅行先でイライラしたくないですからね。。
花風の魅力まとめ
・地元の食堂で食べる「来間島ごはん」の決定版
・島らっきょは必食!小ぶりで旨味が濃い
・タコライスと宮古そばの組み合わせが最高
・ゴーヤチャンプルーが苦手でも美味しく食べられる
・お母さんの接客がやさしくて癒される
・予約必須、タクシーは早めの手配を
ちなみに、お母さん一人で切り盛りしているので、電話もつながらない時が多くあります。根気強く電話してください!
最後に
観光の合間に、ほっとする食事がしたくなったら。
派手なグルメではなく、地元のお母さんが作る“家庭の味”が恋しくなったら。
来間島の「花風」さんを、ぜひ訪れてみてください。
お腹だけでなく、心まで満たされる、そんなごはんがここにあります。
それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
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それではまた別の記事でお会いしましょう!!
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