朝、港に着いた瞬間に潮の香りが鼻をかすめました。南国特有のぬるっとした空気が肌にまとわりついて、「ああ、また来てしまったな」と心がつぶやきます。ここは石垣港離島ターミナル。八重山諸島への冒険がここから始まります。
でも、この場所、ただの通過点と侮ってはいけません。グルメ、お土産、そして島の時間の楽しみがぎゅっと詰まった、小さな宝箱のような空間なのです。

今回の記事の内容は以下の通りやでぇ~。
・石垣空港から離島ターミナルへの行き方
・ターミナル内の売店や便利グッズ
・おすすめのご飯処「具志堅くわっちぃー」
・離島ターミナル周辺の八重山そば情報
・フェリー待ちに楽しめる散歩スポット
石垣港離島ターミナルを使いこなして、旅をもっと楽しくしよう!
石垣空港から離島ターミナルへの行き方をご紹介
石垣空港からターミナルまでは、バスでの移動が便利です。おすすめは「カリー観光」の直行便で、所要時間はおよそ30分。運賃は約500円です。なお、SuicaやPASMOなどのICカードは利用できないため、現金の用意をお忘れなく。
東バスも運行していますが、市街地を経由するルートになることがあるため、乗車時には行き先に注意が必要です。
レンタカーを利用する方には、ターミナル周辺に2か所の有料駐車場があります。ただし、満車になりやすいため、余裕を持っての移動をおすすめします。

石垣空港の写真。この看板を見ると、やっと来たかとワクワクしますね!
ターミナル内で楽しめる売店とお土産情報
ターミナルの中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが売店の数々。泡盛、石垣牛ジャーキー、ドライパインやドラゴンフルーツのチップスなど、南国の魅力が凝縮されたラインナップです。
筆者のおすすめは「ヤエヤマヤ」という小さなショップ。日焼け止めやアロエジェル、ビーチサンダル、シュノーケルセットまで揃っており、「海で何かやらかしても、ここで大体カバーできるな…」という安心感があります。
ピンバッジ収集が趣味の私は、ヤンバルクイナのバッジをゲット。正直、なぜヤンバルクイナがここに…という疑問はあるけれど、まあ旅ってそういうもんでしょ?

フェリーを待つ間に楽しめるグルメスポット
フェリーの出航まで時間があるなら、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「お食事処 具志堅 くわっちぃー」。具志堅用高像のすぐそばにあり、なんとご親戚が経営しているそうです。
マグロ丼を頼むと、ミニ八重山そばがついてきて、しっかりお腹を満たしてくれます。マグロ、赤くて分厚い。うまい。シンプルにうまい。
離島ターミナル内には他にも、沖縄ならではのソーキそばや海鮮丼、トロピカルなフルーツジュースやスイーツが楽しめる店がズラリ。どのお店も観光客向けだけど、地元の味をしっかり守ってて安心して食べられるのがいいところ。
待ち時間にゆったりご飯食べて、港の潮風感じながらのんびりするのが最高の贅沢。具志堅像を眺めつつ「もうすぐ離島だな〜」なんて気分に浸ってると、あっという間にフェリーの時間が来ちゃう。
離島へ行く前に味わいたい八重山そばのお店
石垣島に来たからには、やはり一度は八重山そばを食べておきたいところです。ターミナルから徒歩3分ほどの場所にある「島そば一番地」は、筆者が毎回足を運ぶお店です。
開店は10時半。できればその時間に合わせて訪れると、並ばずに入れる可能性が高いです。
おすすめは「コッキそば」。ソーキ、三枚肉、かまぼこ、島ねぎがのっており、スープはじんわりと優しい味。食べてるとね、なんだか、心がふわっと解けるんだよ。まるで南国の空気をすするかのような味。やばい。中毒性ある。
もちろん、コーレーグースのかけ過ぎにはご注意を!

ガツンと、濃いスープが好きって方はもしかしたら物足りないかもしれませんが、、、

周辺をぶらり散歩して“石垣タイム”を感じましょう
フェリーの出発まで少し時間がある場合は、ターミナル裏手にある「ユーグレナモール」まで散策してみてください。地元の野菜、黒糖菓子、手作りアクセサリーが並ぶ、素朴で温かな市場です。
南国のフルーツを使ったジュースや、香り豊かなコーヒーを味わいながら一息ついてみてください。店主の方とちょっとした会話を交わせば、すぐに地元の雰囲気に馴染めるはずです。
こうした素朴で温かい場所で過ごす時間は、忙しい日常を忘れて心からリラックスできます。まあ、のんびりしすぎてフェリーに乗り遅れないようにだけは気をつけてくださいね(笑)。
少しだけ島の“ゆるさ”を感じながら、旅の合間のひとときを楽しんでください。
まとめ:離島ターミナルで島旅を始めましょう
石垣港離島ターミナルは、ただの“通過点”ではありません。ここには、島旅のプロローグが詰まっています。
- 石垣空港からは直行バスでスムーズにアクセス
- お土産や日用品も揃う売店で旅の準備を
- フェリー待ち時間にはグルメで小腹を満たす
- 八重山そばを食べてから離島へ出発するのがおすすめ
- 周辺散歩で地元のぬくもりに触れてみましょう
旅は港から始まります。そして、このターミナルは、すでに旅そのもの。
どうぞ、ゆったりとした“島時間”を感じながら、次なる冒険へ漕ぎ出してください。
そして帰りのフェリーでふと思うんです。
「行きと同じルートで帰るだけなのに、なんでこんなに寂しいんだろう」って。
……まあ、帰った瞬間から現実に殴られるからだけどね。
私のブログでは、ほかにも石垣島、宮古島などの旅行情報をたくさん書いてます!
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました!
また別の記事でお会いしましょう!!
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