今回は、ダイソーで税込330円という破格で売られている「COBライト」を、夜釣りで実際に使ってみたレビューをお届けします。
釣具屋さんで売っているライトは確かに性能がいいんですけど、お値段もそれなり。
一方、これは100均界の庶民派代表。最大250ルーメンだのUSB充電式だの、見た目もやけに頼もしげ。
「330円で本当に夜釣りの相棒になれるのか?」
そんな疑念を胸に、夜の海へと持ち出して試してきました。

この記事の内容は以下の通りやで~!
・ダイソーCOBライトの基本スペックと特徴
・夜釣りでの実際の使用感
・明るさ・バッテリー持ち・防水性の検証結果
・メリット・デメリットまとめ
・夜釣り以外での活用シーン
それではどうぞ!
ダイソーCOBライトの基本スペック
まずはスペックから見ていきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 330円(税込) |
明るさ | 最大約250ルーメン |
光のモード | 強・弱・点滅(計3種類) |
電源 | USB充電式 |
点灯時間 | 弱モードで約3.5時間 |
重量 | 約30g |
設置方法 | カラビナフック、マグネット、スタンド、三脚穴 |
防水性能 | IPX3(防滴仕様) |
COB(Chip On Board)というLED技術を使っているため、光が拡散しやすく、広範囲を均一に照らすことができます。
カラビナやマグネット、三脚穴など設置方法が多いのも、330円とは思えない仕様です。
夜釣りで実際に使ってみた
明るさチェック
最大光量でスイッチオン。
……いや、これ本当に100均?と、思わず二度見してしまいました。
半径2〜3メートルくらいはしっかり照らせますし、作業する分の灯りとしては十分です。
足元の確認なんかにもかなり便利。暗い防波堤での安全確保にはありがたい存在です。
ただし、ラインを結ぶような細かい作業は、角度や影の関係で手元が暗くなることがあります。
このあたりは素直にヘッドライトを使った方が無難。
このCOBライトは、あくまで「周囲全体を照らす補助灯」というポジションが適任です。

バッテリー持ち
USB充電式なので、夜釣りの前にモバイルバッテリーで満充電して持ち出しました。
弱モードなら約3.5時間は連続点灯が可能で、仕掛けの交換時や移動中の短時間使用なら1晩持ちます。
長時間照らしっぱなしにする場合は、モバイルバッテリーを併用すれば安心です。

充電はtypeCです。
設置のしやすさ
- マグネットでクーラーボックスや車のボディに固定
- カラビナでロッドスタンドやベルトループに装着
- 三脚台を取り付ければハンズフリー作業が可能
特に三脚を使ったときの安定感は抜群で、作業台全体を照らせるので両手が空きます。
もう「ライトを口でくわえて作業する」なんて昭和スタイルからは卒業です。
さらに、白いビニール袋をふんわり被せれば拡散光になって、柔らかい雰囲気の照明にもなります。夜のお茶会にもどうぞ(そんな場面があるなら)。

防水性能と耐久性
IPX3の防滴仕様なので、小雨や波しぶき程度ならOKです。
ただし海に落としたら終了。完全防水ではありません。
本体はABS樹脂製で軽く、多少ぶつけても壊れにくい印象ですが、ヒンジ部分は繊細なのであまり乱暴に扱わない方が吉です。
他の安物ライトと比較してみた
同じ100均で売っている乾電池式の小型LEDライトと比べると、光の広がり方が段違い。
乾電池式はピンスポット的に照らすのに対し、このCOBライトは全体をふんわり明るくします。
また、ホームセンターで1,000円前後の作業灯とも比べてみましたが、明るさでは大差なし。
バッテリー容量や耐久性では劣るかもしれませんが、価格差を考えると驚異的な健闘です。
メリット・デメリット
メリット
- 330円とは思えない明るさ
- USB充電式で経済的
- コンパクト&軽量で持ち運びやすい
- 設置方法が豊富(マグネット・カラビナ・三脚穴など)
- 夜釣り以外でも活躍(キャンプ・防災・作業灯)
デメリット
- 防水性能はあくまで防滴レベル
- バッテリー容量は控えめ
- 長時間連続点灯にはモバイルバッテリー必須
夜釣り以外の活用シーン
- キャンプのテーブルランタン
- 車中泊の室内灯
- 停電時の非常灯
- ガレージでの作業灯
防災用品として常備しておくのもおすすめです。
軽くて場所を取らないので、非常用持ち出し袋にも入れやすいですね。
まとめ
ダイソーのCOBライトは、価格330円とは思えない明るさと機能で、夜釣りの補助灯としては十分実用的です。
もちろん本格的なメインライトにはかないませんが、予備灯やサブライトとしてはかなり優秀。
「安い・軽い・そこそこ明るい」という三拍子揃った、庶民派ライトの決定版。
財布も心も軽く、夜釣りをちょっと便利にしてくれる、そんな相棒です。
それでは最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
また、別の記事でお会いしましょう!!
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